大賞
第16回年賀状思い出大賞
一年に一度の一言
- 受賞者名
- りーちゃん 様
- 審査員
コメント - 年賀状での相手を思い伝えるメッセージは、相手にも伝わり勇気を与える。「応援しています」という一言の威力を、若い瑞々しい感性が正確にキャッチした素晴らしい作品です。
第16回 年賀状思い出大賞
第16回 年賀状思い出大賞へのご応募、
ありがとうございました。
今回も全国から394作品ものエピソードが集まり、
全12点の素敵な受賞作品が決定しました。
人の優しさに溢れた年賀状ストーリーを
ぜひご覧ください。
年賀状思い出大賞
年賀状思い出大賞
年賀状思い出大賞
年賀状思い出大賞
年賀状思い出大賞
佳作 1
佳作 2
佳作 3
佳作 4
佳作 5
佳作 6
佳作 7
佳作 8
徳丸 博之
指宿 一郎
中川 越
山崎 順子
株式会社グリーティングワークス
代表取締役会長
大阪府出身
1969年 大阪府生まれ
2004年に挨拶状に特化したweb通販サイト「挨拶状ドットコム」を立ち上げ、以後年賀状印刷など、挨拶状に特化したwebサイトの運営を行う。
2009年の第1回 年賀状思い出大賞から審査委員を務める。
2020年にスポーツをする次世代をサポートする「一般社団法人アスリートサポートジャパン」代表理事に就任。
インターネットが普及し、SNSで人との繋がりも当たり前になっている世の中。だからこそ、年賀状が大切だと思える繋がりがあります。
世代ごとで捉え方は様々ですが、過去から現在にいたるまで、今も記憶に残っているメッセージはやはり格別なもの。そんな大切にしたい思い出が今年も多かったように思います。
それぞれのエピソードから「人の思い」を感じ取っていただけたら嬉しく思います。
日本郵便株式会社
執行役員
神奈川県出身
1974年生まれ
1997年4月に郵政省入省。日本郵便株式会社 郵便・物流事業企画部長、同 金融営業企画部長、同 中国支社長を経て、2024年6月から現職。
審査員を初めてお受けさせていただきました。
どの作品も年賀状への素敵な想いが詰まっています。人生には色々なことがありますが、良かったことも残念なこともあり、その時々の想いが年賀状には書かれています。
年賀状は人生に迷った時、ふと立ち止まった時に、もう一度前を向いて歩き出す、後押しをしてくれる、素敵な応援者でもあります。そのような年賀状を仕事として扱えることを誇りに思っています。
これからも、年賀状が皆さんの人生に少しでも役立つよう、年賀状文化を継続してまいります。
手紙文化研究家・コラムニスト
東京都品川区出身
1954年 東京都生まれ
雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙を資料として、「手紙のあり方」を考える。 また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、手紙の奥義を追究し、 多様な切り口から手紙に関する書籍の執筆、新聞、雑誌のコラムの連載、講演、テレビ、ラジオの番組出演など、 多岐にわたる活動を展開し、手紙の価値や楽しさを紹介している。
主な著書に
『すごい言い訳!』(新潮社)
『NHKラジオ深夜便 文豪通信』(河出書房新社)
『愛の手紙の決めゼリフ』(海竜社)
『文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた』(東京新聞出版局)
『漱石からの手紙 人生に折り合いをつけるには』(CCCメディアハウス)
『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』(マガジンハウス)
『文豪たちの手紙の奥義』(新潮文庫)
『実例 大人の基本 手紙書き方大全』『名文に学ぶこころに響く手紙』(以上、講談社)
『気持ちがきちんと伝わる! 手紙とハガキの書き方新事典』(朝日新聞出版)
『年賀状のちから』(CKパブリッシング)などがある。
2012年、日本郵便株式会社「年賀イノベーション研究会」に参加。『年のはじめに触れあう心 年賀状のいま、そしてこれから』(日本郵便株式会社発行)に、「年賀状の系譜とことばに対する感受性」を執筆。
2012年、東京新聞にて、コラム「手紙 書き方・味わい方」の連載を開始(2018年まで)
2014年、NHK・Eテレ「知恵泉」、NHK総合「視点・論点」に出演。
2016年、NHK総合「あさイチ」に出演。NHKラジオ「ラジオ深夜便」〈ないとエッセー〉に出演。
2017年、NHKラジオ「ラジオ深夜便」の「文豪通信」に、毎月一回レギュラー出演開始、現在も番組継続中。
2018年、東京新聞・中日新聞・北海道新聞にて、コラム「伝える工夫 手紙・メール」の三紙同時連載を開始。
2021年、SUNDAY'S POST - TOKYO FM/JFNにゲスト出演。
2022年、東京新聞にて「文人たちの日々好日」を毎月一回(第一土曜日)連載開始、現在も連載中。
さりげない日常のさりげないドラマを支えてくれる年賀状。苦境に陥り苦悩するとき、誰よりも応援してくれる年賀状。懐かしい人との再会を願うとき、そのきっかけを無理なく自然に作ってくれる年賀状。美しい思い出への入り口になる年賀状。形と重さと色と手触りのある、バーチャルでない年賀状。つまりは「年賀状って、一枚じゃなくて、一人なんだ」と教えてくださった作品の数々でした。
誠実にひたむきに生きて、関わり合う人たちと互いに慈しみ合い、目に見えない温かな記憶を何よりも大切してきた方々の、 それぞれの大切な記録・作品は、今回も私自身に最高の反省の機会を与えてくださいました。もっともっと、日常のディテールを愛しなさいと教えてくださいました。すべての作品が、すばらしいオンリーワンです。そして、長く年賀状思い出大賞の作品を拝見し続けてきた者として喜ばしく思われるのは、応募作品全体を通じて、奇を競い、奇をてらうことのない健やかさが、回を重ねるごとに深化、充実してきたように感じられる点です。
夏目漱石は40歳の時に、文芸誌「ホトトギス」の編集長 高浜虚子に手紙で、新人の野上弥生子の原稿「縁」の掲載を推薦しました。漱石はその手紙で、このように推薦理由を述べました。「明治の才女がいまだ曽(かつ)て描き出し得なかった嬉しい情緒をあらわして居ます」。そして、当時好まれた一般的な小説をこのように評しました。「今の小説ずきはこんなもの(「縁」)を読んでつまらんといふかも知れません。鰒汁(ふぐじる)をぐらぐら煮て、それを飽く迄食つて、さうして夜中に腹が痛くなつて煩悶しなければ物足らないといふ連中が多い様である。それでなければ人生に触れた心持ちがしないと云って居ます。」漱石一流のユーモラスで辛辣な表現ですが、この批評は現代にも当てはまるように思われます。
年賀状思い出大賞の作品群は、「嬉しい情緒」が穏やかに伝わってきます。きわめて刺激的なものでなければ、「人生に触れた心持ちがしない」というのは誤りだと私に教えてくださった気がいたします。ありがとうございました。
PFCアドバイザー
(日本郵便株式会社 本社 切手葉書室 青少年ペンフレンドクラブ)
大阪府出身
1951年 大阪府生まれ
2012年に38年間勤めた堺市内の小学校教諭を定年退職した後、手紙文化を広めるため、日本郵便株式会社 近畿支社 郵便・物流営業部 スーパーバイザーとして8年間勤務。小・中・大学にて手紙に関する出前授業や、郵便局・イベントの手紙教室開催に従事。
2020年4月からフリーでPFCアドバイザーとして、小・中学校へ暑中見舞いはがき、年賀状の書き方の出前授業を行なっている。
今年の作品も年賀状に想いを寄せる作品が多かったように思います。
年賀状は、年に1度のごあいさつだけれども、心の繋がりとして根づいていることを感じました。そして、年賀状で励まし、励まされている作品に感動しました。
年賀状に一言添えることで、受け取る人に勇気や喜びを与えることもある。今年も、今年こそ、年賀状を書いていただきたいと思います。
『年賀状思い出大賞』が
本になりました。
挨拶状ドットコムの名物企画「年賀状思い出大賞」に寄せられた選りすぐりの作品を一冊の本に収録。大人から子供まで楽しめる世代を超えたエピソードが、心を温かくしてくれます。
2014年11月25日に、第6回「日本郵便賞」の作品が日本郵便の年賀特設サイト「郵便年賀.jp」にてショートムービーになりました。(アニメーション:鉄拳 / 音楽:吉田山田)
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2016年11月30日に、フジテレビ「ホウドウキョク」の年賀状特集にて、「年賀状思い出大賞」の記事が掲載されました。
後援
入賞作品の著作権及び、広告、商品化、書籍化(電子書籍を含む)、映像化等に使用する際の二次使用権は主催者に帰属します。応募作品に記載された個人情報は「第16回年賀状思い出大賞」に関わる審査、お問い合わせ、結果通知、賞品の発送等に利用させていただきます。
応募作品が第三者の著作権および、その他の知的財産権を侵害している等のトラブルが生じた場合、該当作品の応募者は一切の費用を負担し、責任を持って処理・解決されるものとします。また、主催者は該当作品を受賞対象から除外するとともに賞品の返還要求を行い、応募者はこれに従うものとします。